ＮＢＪ研修(2日目) 国総研
9月15日の2日目は茨城県つくば市にある国土技術政策総合研究所（国総研）の施設を見学しました。筑波山が見える広い敷地には土木や建築の研究施設が点在しており、私たちは土木関連の施設を巡ってきました。
画面上で重機(バックホー)の操作練習ができるシミュレーターに触れたあとは、総延長6.2㎞の車両試験走路を走ったりします。試験走路は120㎞/hで走ればハンドルから手を離してもカーブを曲がることができるバンクがついており、まるで自動車レースのサーキットの様でした。照明や案内板の視認実験や、ガードレールの衝突実験もおこなうそうです。
河川の実験施設は河道だけではなく周辺の地形まで摸し、実際に水を流して災害発生の状況や堰堤の効果などを調べるそうです。
ダムの実験施設も、ダムの実際の形状はそのままで縮尺だけ変えたモデルを作り、やはり実際に水を流して様々な調査・研究をおこなっています。
こうした研究施設での知見が、私たちが普段あつかう土木技術の指針・方針・基準に昇華していくと考えると感慨深いものがありました。
ご案内いただいた国総研の皆様、ありがとうございました。
